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介護バイトはきつい?改善されつつある「3K」の実態とは

介護バイトをするにあたって気になるのが、業務の「キツさ」ではないでしょうか?

昔から「3K」というイメージを持たれている介護職ですが、近年改善が進められており、働きやすい職場作りがされています。

 

 

 

介護の3Kとは


「3K」とは、きつい、汚い、危険」の頭文字を取った職業イメージを表す言葉です。労働環境や作業内容のイメージが悪い場合に用いられます。3Kと呼ばれる職業は介護の他にもあり、例えば看護やごみ収集などが含まれます。

きつい

介護バイトがきついと言われるのは、重労働・体力仕事であるからと言えるでしょう。

目線を利用者に合わせて行う家事の介助、入浴時や車椅子とベッド間の移乗補助、トイレ介助などの身体全体を支えながらの介護はとてもきついです。時には60kg以上の男性利用者を持ち上げなければならないこともあるでしょう。

このような重労働で、腰を痛める人が後を経ちません。介護福祉士の退職理由で「腰痛」をあげる人が多くいます。中腰での作業がとても多く、腰を痛めやすい環境です。

汚い

介護バイトが汚いと言われるのは、排泄介助や入浴介助といった仕事があるからです。

介護バイトでは、生きていくのに当たり前の行為である、排せつや入浴、食事を補助するのが仕事です。しかし、それが分かっていても割り切ることは簡単ではなく、他人の排泄物や裸を見ることに嫌悪感を持つ人は多く、慣れることが出来ずに介護バイトを辞めてしまう人もいます。

このようなことから、「汚い」というイメージはやはり拭いきれないでしょう。

危険

介護バイトが危険と言われるのには、主に2つの理由があります。

1つ目が、病気に感染するリスクがあるからです。

身体の抵抗力が弱くなっている高齢者が多く、また、多くの介護バイトは狭い施設の中で身体に触れたり、近い距離で会話したりするために集団感染が発生するリスクがとても大きくなってしまいます。最近であれば、コロナが介護施設で集団感染した事例もあり、危険というイメージを持つ人も多いでしょう。

2つ目が、転倒や転落などの介護事故があるからです。

介護の対象者は基本的に高齢者のため、身体機能が著しく低下している人や身体が思うように動かない人も多いです。そのため、移動介助などの業務中に転倒や転落によって怪我をしてしまうこともあります。どれだけ注意していても事故が発生してしまうことはあり、怪我の耐性が低くなっている高齢者の場合は命に関わる仕事です。

また、精神的苦痛による暴力事件などによるイメージもあるでしょう。

介護は精神的にきつい仕事であるため、ストレスが溜まることもあります。そして、ストレスが限界に達して暴力事件が起きたという事実もあるため、危険というイメージを持つ人も多いかもしれません。

 

 

 

3Kは改善されてきている

設備の充実

近年、「汚い」「暗い」といったイメージを覆す高級感や清潔感のある介護施設が増えてきています。

例えば、高級ホテルのような建物で、館内の家具やインテリアにもこだわったおしゃれな施設があります。あるいは、庭や緑を基調としている施設もあり、利用者にも働きてにも安らぎを与えるような環境となっています。他にも、食事の内容が充実している施設や、娯楽・フィットネス設備が充実している施設などもあります。

このように、建物にいろいろな設備があり、トイレやお風呂も広くて綺麗なことが多いので、きつい、汚いと感じることは減っているでしょう。また、立地条件が良い施設も増えており、都心部で駅から近くアクセスしやすい施設もあれば、逆にリゾート地などの自然環境豊かな場所にある施設もあります。自分の好きな場所で働くことができるでしょう。

衛生管理の徹底

近年、感染症の流行もあって、急速に衛生管理の徹底が進行しています。排泄介助や入浴介助の際に「簡易手袋の使用」が義務付けられたり、何かを行う前には必ず「アルコール消毒」が義務付けられました。

施設によっては、蛇口に手を触れずに手洗いできる自動手洗い機を設置しているといった施設もあります。これらは、介護資格の講座の普及や施設マニュアルの充実が進んだ結果だと言えるでしょう。

このように、衛生面の管理は業界全体でかなり進んでいます。以前のような「汚い」といったイメージは軽減しています。

危険な作業の軽減

介護において危険な「転倒」のリスクを減らす対策が進んでいます。

転倒の原因には、身体的な内的要因と生活環境の外的要因の2つがあります。

内的要因として、介護バイトにおけるマニュアルが充実しています。例えば、施設全体で出来るだけ職員の視野を広く確保できるような職員配置が考えられており、仕事をする適切な位置が決められています。

また、外的要因として、浴室や階段などのバランスを崩しやすいところでは、ほとんど手すりが付けられています。また、浴室などの濡れて滑りやすくなるところの床材は滑りにくく衝撃吸収性の優れたものになっていたり、滑り止め加工のマットが敷かれていたりします。

他にも歩行補助器や転倒しにくくなる杖などの「福祉用具」の開発や普及が進んでおり、危険というイメージははかなり減りつつあります。

 

 

 

3Kかどうか見極めよう

運営元の規模

規模が小さい施設の中には、まだ福利厚生や教育体制が整っていない施設もあります。これを見極める方法の1つとして、運営元の規模があげられるでしょう。大きな医療法人や企業が運営しているほうが福利厚生が充実している可能性が高いです。

職員の人数

施設によっては、利用者と働き手のバランスが取れていないケースもあります。このような職場では人が足りておらず、サービス残業を求められる場合もあります。そのため求人を探す際には、利用者と所属する職員のバランスという視点も持ちましょう。

介護バイトのメリット

時給が良い

介護バイトは、一般的な飲食やコンビニなどのバイトと比べて時給が高いのが特徴です。給料が低いと言われる介護業界ですが、バイトにおいては比較的高い給料をもらえます。

時給は高い求人が多く、夜勤のバイトなどでは時給が3,000円を超える求人もあり、飲食店やコンビニでのバイトの倍以上稼ぐことができます。地域によって時給の水準は異なりますが、それでも高い水準の給料をもらえることには変わりありません。

やりがいが大きい

介護バイトは、人から感謝されることがとても多い仕事のため、とてもやりがいを感じることができます。介護バイトは、人と接する機会が多いです。最初は心を開いてくれなかった利用者も、コミュニケーションを取り続けることで仲良くなることができます。また、「ありがとう」という一言があなたにやりがいを与えてくれるでしょう。

感謝されるのは、利用者からだけではありません。施設には家族や関係者の方が来られることも多く、家族や関係者から直に感謝を受けることも多いでしょう。

介護バイトはおすすめ

3Kと呼ばれ、きついイメージのあった介護業界ですが、近年は改善が進められており、以前よりとても働きやすくなってきていると言えるでしょう。

介護バイトは時給もよく、やりがいがとても大きいです。もし介護バイトを検討しているのであれば、実際に求人を探し、働いてみてはいかがでしょうか。